日曜日の朝はときどき、ちょっと気分転換にご近所の喫茶店でモーニングを食べに行きます。
モーニングは名古屋の文化と聞いたことがありますが、大阪にも私の小さい時から喫茶店にあるメニューです。なのでもっと昔から大阪にもあるのではないでしょうか。
珈琲一杯350円。
それに、トーストと、ゆで卵(にぬき)と、バナナ半切れがついてきます。
めっちゃお得!
すっかり顔見知りのママさんは、私をみて何も言わずに、ホットとミミを切ってくれたトーストと、ゆで卵を出してくれます。
トーストのミミと、バナナは抜きなんです。何でも嫌わず食べなさいとしつけられたニャンは、今になって大阪のおばちゃんに甘やかしてもらい、嬉しくてせっせと通っているわけです。
小さなお店なので、会話は筒抜け、ではなく会話泥棒が常識です。何か話題をあげると、隣の隣の隣のおばちゃんに「あんたそれな!」と続きを奪われお店全体で話題を共有し、そんな感じで盛り上がるのです。
いつも少々おっかない昔のお嬢様たちですが、ある話題の時に、驚くほど乙女な姿を見せてくれました。
北野武監督の最新作「龍三と七人の子分たち」の配役についてです。
ぜひ観たい。なにせ役者の年頃が良い。みなさん渋い盛りの70代。中尾彬がかっこいい、いや私は小野寺昭さんや。まるでここは女子校ですかとばかりに、かつての女学生たちはキャッキャと騒ぎ、いつ映画館に行くか、一緒に行くかと大騒ぎでした。
なるほど当たり前。
私も年をとります。
谷原章介さんも年をとります。
ARATAさんも。
佐藤浩市さんも。
パリサンジェルマンのパストーレも。
私の好きな人がみんなおじいさんになって、痛快な姿を見せてくれたらそれは観に行きます。そしてそれを同じくらいの歳のお友達と、喫茶店で行くかいつにするかと、珈琲をおともに笑話すのです。
そんな風に、素敵に歳を重ねたいものですね。

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